災害に備えて
命の水を守るという重大な使命を負う私ども連合会は、常日頃から災害に強い設備の設計施工・維持管理に努めているが、突発的に起こる大規模地震や風水害に備えて、日本水道協会愛知県支部及び愛知県と災害時における水道施設の応急復旧に関する協定を締結するとともに地震に関する研修会の開催やFAX・メールによる情報伝達訓練を毎年実施し、災害時に給水途絶となる期間を少しでも短縮できるよう行動している。さらに、関連団体との間で資機材確保のための協定を結び、より実践的な防災訓練等を通して、本番で役に立つネットワークの構築を目指すこととしている。
協定書と災害対策系統図
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<協定書>
地震、風水害その他の災害により、事業体の水道施設等に相当の被害が発生した時は、事業体の要請に応えて応急給水、応急復旧活動等を行い、住民生活の安定に寄与することを目的として、平成20年5月27日、日本水道協会愛知県支部長、平成27年3月25日、愛知県企業庁長と愛知県管工事業協同組合連合会長、令和2年3月19日、被災住宅の応急修理に関して愛知県、名古屋市と愛知県管工事業協同組合連合会との間に協定書を締結した。
また、平成23年4月28日、応急復旧活動において必要な資材、機材の提供を、渡辺パイプ株式会社との間で、さらにバックホー、トラック、油圧ブレーカー等の建設重機を株式会社アクティオとの間で調印締結した。さらに令和6年5月24日には渡辺パイプ株式会社との間で被災した地域への災害備品の提供協力に関して協定を締結した。
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<災害対策系統図>
(PDFはこちら)
災害発生により日本水道協会愛知県支部始め協定書締結団体から応援要請があった時は、この系統図に従い連合会対策本部、尾張、三河、名古屋各支部対策委員会を立ち上げ緊急連絡並びに資機材、人材の調達を行う。 |
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<熊本地震における災害復旧活動>
愛知県管工事業協同組合連合会の上部組織である全国管工事業協同組合連合会では平成28年4月14日の発災日から、厚労省及び日水協からの要請に基づき被災地県内をはじめとする全国の会員団体が、配水管及び給水管の復旧工事等に延べ749日、4,151名が献身的に応援した。県下では豊橋上下水道工事業協同組合が現地復旧応援した。
また、全国の会員等より義援金4,400万円が寄せられ、熊本県、熊本市に寄贈した。
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<能登半島地震における災害復旧活動>
愛知県管工事業協同組合連合会の上部組織である全国管工事業協同組合連合会では令和6年1月1日の発災日から日水協からの要請に基づき被災地県内をはじめとする全国の会員団体が、配水管及び給水管の復旧工事等に延べ2328日、13,349名が献身的に応援した。県下では豊橋上下水道工事業協同組合が現地復旧応援した。
また、全国の会員等より義援金7,200万円が寄せられ、石川県管工事業協同組合連合会、新潟県水道工事業協同組合、富山県管工事業協同組合連合会に寄贈した。
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防災訓練活動
毎年愛知県企業庁、市町水道事業体、水道組合の3団体が合同で発災時に対応する応急給水訓練を実施している。 |
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